デリーから、リシケシまでは
電車、バス、タクシー、飛行機という方法があります。
一般的なのは、電車のようですが
むかーし、インドの電車に乗ったとき、大変だった事があるので
今回はバスにしました。
(まぁ、電車のチケットが取れなかったんですけどね)
デリーで同じ宿のお客さんが、
リシケシ行きのバスなら、カシミールゲート駅に隣接するバスターミナル(ISBT)から頻繁に出てるので、予約しなくても大丈夫!
だいたい、9時とか10時に出発して、6時くらいに到着するよ〜
と教えてくれました。
で、出発の朝、のんびり朝ごはん食べて、さて、夜の出発まで時間あるから何しようかなぁ〜 ってウロウロしてたら
バス情報を教えてくれた方が
「あれ? 今日出発じゃなかったんですか?」
私 「そうですよ〜♪」
「ずいぶん、ユックリですね〜」
私 「??? あれ? 夜の9時じゃなかったの?????」
きゃぁ〜〜〜
ってことで、朝と夜を思いっきり勘違いしてたんですが
まぁそこは自由旅行ですので慌てない。
宿のスタッフさんに調べてもらったら
夜22:30発、朝6:00着のバスがあるってことなので、それを予約してもらいました。
カシミールゲートから出発ってことなので、メトロに乗って、カシミールゲート駅7番出口出てすぐのISBT (だったかな) っていうでっかいバスターミナルへ。
あまりの立派さに、15年の月日の流れを感じます。
キレイなベンチでのんびり待って、30分前になったので、そろそろバスに乗ろうかと目当てのバスを探しに行きました。
しかし、バスがない!!
リシケシ行きのバスはある。
でも、チケットを見せると、このバスじゃないという。
ふーむ、
何やら間違っているらしい。
ど〜しよ〜かなぁ〜
と、佇んでおりましたら
「君、リシケシ行きたいのかい?」
と、声をかけてきたおじさん(お兄さんかなぁ) が。
すると私のチケットを見て、色んな人に聞いてまわってくれました。
しかし、その結果、バスターミナルが間違っていることが判明。
で、「ついて来て!」と言ってどんどん歩き出すから
このおじさんを信用していいのか??
もしや旅の始まりでいきなり騙されてしまうのか???
と、迷いながらも、
えーーーい、もう、時間もないし、信用するしかないか!!
だって、このおじさん、
チベット人だから!!!
(チベット人はダライ・ラマが好きだから、悪い人はいないという単純な発想)
…まぁ、チベット人がみんないい人かどうかはさておき、
おじさんの後をついて行ったら、
暗ーい街角に、ありました。バスが。
げ!おじさんはいい人だったけど、
それより、このバス怪しい〜!!
バスで集団レイプの事件って…きっとこういうバスなんじゃないの〜???
ひ〜〜〜!
しかも、リシケシまでのはずなのに、手前のハリドワールまでしか行かないらしい。
のぉぉぉ〜!
でも、ここでも親切なチベタンのおじさんが交渉してくれて、
ハリドワールで乗り換えてもいいが、リシケシ行きのバスにちゃんと乗せること、そのバス代は私は払わない事を約束させてくれました。
まぁ、その約束が守られるかどうかは、もう、信用するしかなかったんですが。
この白いバス。
まぁ〜、なんだかんだありましたが
結局のところ、チベタンのおじさんは、とっても親切な人で、
バスは民間のバス会社(旅行会社?)が主催で、だから街角の旅行会社から出発。よく見るとチケットにもISBTとは一切書いてないし、(要するに私の思い込み)
ハリドワールで乗り換えなくてはいけないことを除けば、何ら問題なくバスは出発したのでした。
途中の休憩所
運転は、まぁ、無理な追い越しは当たり前として、過去の経験からすると、「並」でした。。。
↑こちら乗り換えた後のバス
助手席側でインド人のおじさんと結構な密着ぐあいでしたが、自分の置かれている状況に笑いが止まりませんでした。
バスの乗り換えも、スムーズだったし、お金も追加は払わずに済んだから、
結果オーライ!
ちなみにこちらのバス 350ルピー
エアコンなしでございます。
エアコンなしといことは、窓がガタガタで、隙間風がピューピューと言うことでございます。
しっかり防寒対策が必要です。ご注意ください。
ちなみに、もっとラグジュアリーなバスももちろんございます。ご心配なく。
今回の教訓は、「バスは予約しない方がいい。」
無事にリシケシに到着できた事に感謝。。。